青いヴィッテルスバッハと呼ばれたブルーダイヤモンド

青いヴィッテルスバッハと呼ばれたブルーダイヤモンドがあります。少しばかり色が沈んでいる神秘的な青色をしており、アンティークなブリリアンカットが施され、ファセットを82有した約35カラットのダイヤだったのです。上からダイヤを見た場合、鋭い先端をいくつも有した星が重なり合っている様に見えると言われています。1600年代中旬に、インドのゴルコンダ王国にあった鉱山から発見されたと伝えられています。1664年にスペイン王によって買取られ、娘の結婚祝いとして贈られます。1722年にはヴィッテルスバッハ家へと渡り、そこからこのブルーダイヤモンドは青いヴィッテルスバッハと呼ばれるようになったのです。ヨーロッパの有力な君主であったヴィッテルスバッハ家にとって、青いヴィッテルスバッハと呼ばれたダイヤモンドの存在は、一家とバイエルン王の栄光の証でもあったと言われています。時代の変化や第一次世界大戦の損失等の影響から、ダイヤを売却しようとするも失敗しますが、1951年には手放すこととなり、後にドイツの億万長者が新婦への贈り物として買取ります。それから暫くは個人が所有していたのですが、2008年にオークションへ出品され、落札した宝石商によって3度のカット直しが施されたのです。透明度は上がったものの、大きさは4カラット軽くなり宝石名には宝石商の名前が新たに加えられたことが大きな話題を呼んだのです。

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